6時間目の2年生教室で、「校内研究授業」を行いました。
昨年度からスタートした『探究学習の視点を取り入れた授業改善』に向けての研究授業。
この日は、社会と数学の授業。
社会では、《すべての人々が尊重される、持続可能な社会をどのように実現していくか。》という命題の下、各学習班で検討を重ねた探究プレゼン発表をしてくれました。
最後の打合せから発表まで、【生徒たちが互いに相談しながら自己決定する】ことを随所で大切にした展開でした。
1学期から取り組んできた人口減少問題のまとめともなる発表は、【改善策】も示された見応えのある発表ばかりでした。新首相の地方創生に向けたニュースなども取り入れながら、最後にはディスカッションで深める、《今の社会の現実》を肌で感じながらの有意義な時間でしたよ!
数学の教室では、「平行線と角度」についての学習。
こちらは各自の進度や理解度に合わせた工夫の一環として「各自のタブレットを使った動画学習」も取り入れていました。
先生が事前に録画した授業動画を自身のペースに合わせて学習する姿もありましたよ!
現在の教育現場で課題として挙げられている「個別最適な学習」に向けた工夫を感じる授業でした。
今日の研究授業には市教育委員会や奈良教育大学、京都教育大附中の先生方など外部の方々も参観に来られ、生徒たちは緊張しながらも、一生懸命に取り組んでいましたよ!
放課後には、今日の研究授業を受けての「教員研修」を行いました。
【個別最適な学習】や【協働的な学習】をキーワードに、ICTも有効活用した授業改善に向けての意見交換を行いました!
若中の生徒たちの日々の学習活動がより良いものとなるよう、これからも、先生たち一丸となって取り組んでいきたいと思います!